基本情報

留学先国   ド イ ツ
その他の留学先国(留学先国で「その他を選択した場合」)
大学名 ゲッチンゲン大学
その他の大学名(大学名で「その他」を選択した場合)
学年 2
所属学部 国際社会学部
地域 中央ヨーロッパ
地域言語・専攻語 ドイツ語
留学時の学年 1
プログラム名 INTERNATIONAL SPRING COURSE 2015
留学期間(開始) 2015-03-09
留学期間(終了) 2015-04-02
この留学にかかった費用の合計 19万円程度

留学前

留学の目的 ドイツ語学力向上やドイツの文化を学ぶこと、また将来の長期留学を視野に入れた下見
必要な語学力
英語TOEFL なし
英語その他
その他言語 ドイツ語最低A2
  なし
情報収集方法
HP
その他
参考になるHP ゲッティンゲン大学HP。不明点があればメールで問い合わせ。
留学準備
協定校への申込みを始めた時期 11月
協定校への申込み方法 HPより
ビザ申請を始めた時期
ビザ申請方法  
航空券を準備した時期 11月
航空券準備方法 航空券を取り扱うウェブサイトで料金比較をしつつ購入
予防接種を受けた時期
予防接種の種類  
語学強化を始めた時期
語学強化方法  
海外旅行保険に加入した時期 2月
加入した海外旅行保険会社名 損保ジャパン(保険会社HPより申込、郵送で保険証書受け取り)
その他特記事項1
その他特記事項内容1
その他特記事項2
その他特記事項内容2

留学中

参加したプログラムの授業内容と感想
総合評価を星の数で記入してください
授業内容 メインの授業は午前90分×2コマのドイツ語。【Deutsch B1/B2(メインの語学クラス・午前中2コマ)】
初日のプレイスメンステストで分けられたクラス(12人程度)で3週間授業を受ける。テキストはクラスによって違うが、カラーで写真や挿絵が豊富な、Reading/Listening/文法を幅広くカバーするものが使われる。セクションごとにテーマがあり(職業や文化・慣習、同性愛についてなど)、クラス内で議論をすることもある。文法については教師がスライドを使ってさらに詳しく説明するほか、毎日プリントが配られる。中間試験と最終試験があり、ともに授業で取り扱った文法に関する問題。
午後の1コマは週3日【Wissenschaft Kommunkation(専門科目導入・週3午後1コマ)】、B1以上のクラスは選択式の大学専門科目の導入(法、経済、数学など)の授業を受け、A2クラスは追加のドイツ語授業を受ける。プリントまたはスライドを用いた授業で必ずプレゼンがある。試験は最終試験が1回。
残りの週2日は学生チューターによるレクリエーションで詩を作ったり、発音(言語学)の授業を受けたりする。単位は来ないため自由参加。
感想 授業もしっかりしていて、授業外の企画も充実。サポートも手厚い。ただし、クラスによっては先生が微妙なことも。私の場合午後の専門科目導入のクラスで専門科目ではなく追加のドイツ語コースをとったが、正直面白くなかった。
プレイスメンステストではA2、B1、B1/2、B2、C1の5つのクラスに分けられる。私は初めB2クラスに配属だったが、先生が厳しく、文法事項はほとんどしない、テーマを決めた生徒同士のフリートーク・ディスカッションがメインといった具合で、語彙レベルも高く私には合わなかったため2日目から一つ下のB1/2クラスに変更してもらった。こちらは文法事項のおさらいもしてくれるし、わかりやすい授業で質問にもちゃんと答えてくれる優しく陽気な良い先生で、最終日にクラス全員でお金を出し合ってプレゼントを渡したり、ご飯を一緒に食べに行ったりする仲になった。授業は上記の通りで、机をコの字型に並べ、時々グループワークも行った。楽しかったし身になる授業だった。
午後のクラスは基本的に微妙。政治学を選択したが、向こうでは社会学に分類されるため、初日は難解な単語を平気で使う、レジュメもスライドも用意してくれない社会学の教授の授業を受けたが2日目で断念し、A2クラスの追加ドイツ語クラスに変更した。こちらもこちらで退屈。生徒のレベルが低いため先生のやる気が低い。内容は天気や体調不良、道案内など語彙を増やすことを中心にしたもの。同じく専門科目から流れてきた同じクラスの友人がいたため乗り切れたが、早々に切って時間を自主学習にあてたほかの友人は賢かったと思う。経済学を一度受けてみたが、面白かったものの希望分野ではなかったためやめた(その日は平均賃金や失業率についての授業だった)。向こうでは経済と法が二大人気。
居住環境
居住環境について、総合評価を星の数で記入してください
その他
居住環境が「その他」の場合、どんなところに住んでいましたか? フラットシェア(ルームシェア)
家賃 309EUR(光熱費込)
支払い方法 事前銀行振り込み
部屋人数(人部屋) 1
家族・同居人(人) 2
門限 なし
食事 なし
食事についての評価
食事についてのコメント キッチンは充実。自炊。
衛生環境についての評価
衛生環境についてのコメント 部屋は自分で掃除。共用スペースは気づいた人が掃除。
大学までの通学手段 自転車
大学までの通学時間 自転車10分(徒歩で25分)
宿舎手配方法 語学コース担当者にメール相談した。
居住場所の近隣にあった施設 スーパー
その他の近隣施設
住居にあった設備 机・椅子(部屋)
キッチン(共有)
ベッド(部屋)
冷蔵庫(共有)
本棚(部屋)
シャワー(共有)
クローゼット(部屋)
バスタブ(共有)
バルコニー(共有)
洗面台(共有)
無線インターネット(共有)
ランドリー(共有)
冷暖房(部屋)
冷暖房(共有)
トイレ(共有)
その他住居にあった設備 部屋に壁掛けテレビ
居住環境の感想 学生寮が長期留学生しか使えないということで、コース担当者に頼んでフラットメイト募集してる人を紹介してもらった。自分でも大学の賃貸掲示板に書き込んだが、期間が1か月だけのため返事は来なかった。
マンションの一室でフラットメイトはドイツ人2人。会ったら挨拶と世間話はするが、あまり仲良くなれなかった。キッチンは充実していて、調味料・じゃがいも・玉ねぎが共用。ただしダイニングテーブルがないため、食事は自室に持ち帰るかキッチンで立ち食いかの二択。風呂はユニットバスのため誰かがシャワーを浴びている間洗面台もトイレも使えない。またシャワーの時間には気を遣った。また、自室ドアに鍵がついていないので「前住人の置いていった本を借りに来た」とかで普通に侵入される。その際ヒーターつけっぱなしで外出していたことを怒られたことがあった。神経質な人は安宿を一か月借りるとかのほうがいいと思う。
総合的にはまあ普通くらい。
治安状況
住居周辺についての評価
大学周辺についての評価
気をつけるべき点 学生街のため、住居周辺や大学周辺は夜中でもみんな普通に出歩くくらい治安は良い。
ただし、大学から中央街のほうへ歩いていくと時々変な人や酔っ払い、物乞いがいたりする。特にクラブ周辺には夜近寄らないほうがよい。エラスムス向けのクラブでのパーティも時々行われるが女性は参加しないほうが無難。
学内環境
学内環境について、総合評価を星の数で記入してください
学内環境についてのコメント 「エコな国ドイツ」というイメージを持っていくと、ポイ捨てゴミの多さに失望するかも。基本的には何でもそろっている。
食堂についての評価
食堂についてのコメント 広いがその分人も多い。レジは毎日激混みで、チャージ式カードが使える学内者用レジと現金のみの学外者用のレジがあるが、学外者用は30人×2列とかざらにある。値段は学生は日本の学食と変わらない程度だが、学外者はその倍の金額。コース担当者に頼んで語学コース生の証明書を発行してもらうべき。食事は、定食のようなものから量り売りまで幅広い。味は当たり外れが大きい。
図書館についての評価
図書館についてのコメント 広くて使いやすいが、椅子が少ない(テーブルはあるのに)。勉強しやすい環境だが、閲覧室に入る際に全ての荷物とコートをロッカーに預けゲートを通らなければならないのが面倒。一番大きな図書館の2階にはカフェが併設されており、€1くらいでコーヒーその他飲み物が買える。
インターネットについての評価
インターネットについてのコメント 短期留学生は使えないと思ったほうがいい。一応コース担当者に春コース生用IDとPassを発行してもらったが接続できなかった。
売店・ブックストアについての評価
売店・ブックストアについてのコメント 11~15時までと営業時間が短い。文房具店は小さいが品揃えはまあまあ。本屋は小さいので町の大きな本屋をつかったほうがいい。
大学のサポートについての評価
大学のサポートについてのコメント 語学コース担当者のサポートは手厚く親切。ただし大学の各施設(大学内の情報センター、学食、売店その他)で働いている人は不親切で無愛想なのでサポートは期待できない。
スポーツ施設についての評価
スポーツ施設についてのコメント 有料のためあまり使う機会がなかった。まあまあ充実はしている。大学から徒歩15分くらいで坂の上。
スケジュール
Weekday(放課後の過ごし方) ゲッティンゲン大学生チューターによる企画が毎日のようにあるため過ごし方で悩むことはない。映画鑑賞、スポーツなど。最初の金曜にはカフェを貸し切ったビールテイスティングもある。費用はコース代に含まれている。暇な日や参加する気分でないときは大学のすぐ北に広がる街で買い物したり友人とお茶したり。Cron&Lanz(ケーキ屋・喫茶店)の木苺トルテとショコラーデがおすすめ。春コースならイースターの時期なので中央広場のあたりでイースターマーケットが開かれている。
一度エラスムス(ヨーロッパ内の長期留学生)向けのパーティに参加したが、パーティといっても暗くうるさい地下クラブで踊るスタイルで、身の危険を感じてすぐに帰った。女性は特に避けた方が良いと思う。
Weekend(休日の過ごし方) 企画でWernigerodeへ遠足へ行って城とバウムクーヘンハウスの見学・ケーキ試食をしたり、ワッフルパーティをしたり。
また語学コースで出来た友人10人程を招いて手巻き寿司パーティをした。ただし魚介類が手に入りにくいので事前調査と準備が必須。アジアスーパーは小さいのがいくつかあるため、海苔等の他の材料は楽に手に入る。
日曜はスーパーや本屋服屋など、一部飲食店除いてすべて休みのため家で過ごすことが多かった。
おすすめスポット・旅行先など コース始まって最初の土曜にGoettingenの街案内ツアーが企画であるため、この街はそれだけで見終わってしまうかも。Hannoverは観光にも買い物にも便利。ニーダーザクセンチケットが使えるので割かし安くいける(長期留学生はタダ)。近場(列車の日帰り小旅行)だとカッセルがおすすめ。あとは土日の1泊2日で行くならフランクフルト、ケルン、ベルリン、ハンブルクなどどこでも行ける。ICEだと最低€70は必要だが、Fernbusなどネット予約の長距離バスを使えば€10からベルリンに行けるので有効活用するべき。
Goettingenはドイツのほぼ中央に位置するため、有名な大都市にはバスを利用して片道€11~20、2~3時間程度でいけるので、1泊2日の貧乏旅行におすすめ。
留学前に設定した課題と留学後の自己評価
課題1 ドイツ語力向上
自己評価1
課題2 さまざまな国の友人を作る
自己評価2
課題3 自分なりのドイツに対するイメージを持つ
自己評価3
今後の課題
語学力の更なる向上(ドイツ語を喋ることを忘れない)と、向こうで学んだことの復習、友人たちとコンタクトを取り続けること等
日本で準備すべきだったと感じたこと
授業外で友人と話すときは大概英語で、一人クラスに英語がほとんど喋れない子がいたが周りとのコミュニケーションに苦労していた印象だった。ある程度の英語会話能力は必須。
みんな多少文法が危うくても語彙が豊富なので会話ができる。ドイツ語科の授業を受動的に受けて身につけた語彙程度では全く太刀打ちできないので別途単語帳等で事前に学習していくべきだった。
日本では往復の航空券と住居の手配、語学コースの申込だけして、あとは行き当たりばったりだったが、そこまで困難に陥ることはなかった。ただ、フランクフルトからゲッティンゲンまでの行きのICEの予約と、住居の住所・外観・駅からの道順の詳しい情報入手はしておくべきだったと思った。ICEは事前予約なしだと非常に高価で、私は鈍行(€57)で4時間かけてゲッティンゲンへ行った。
直面した問題
ゲッティンゲンはドイツ中央部に位置するので新鮮な海産物がかなり少ない。寿司パーティをする際にうまく入手できず、結局スモークサーモンとエビマヨなどがメインになった。街の中央の通りにある寿司を取り扱うインビスで売ってたりするので、早めに準備したほうがいい。海苔や手巻き簀子などは街に3つほどあるアジアンショップで手に入る。
住居に関しては、ドイツには○○号室という表記がないアパートも多く、私の場合ゲッティンゲン到着後3時間迷って、無料wi-fiが使えるマックから家主にメールし、結局フラットメイトにマックまで迎えに来てもらった。
今後1学期から1年の長期の留学をしたいか
強く留学したいと思う

帰国後

今後ショートビジット留学をする学生へのアドバイス
他の語学コースを経験していないため主観的な意見になるが、ゲッティンゲン大学春コースはとても良かった。語学コース参加者向けに、授業の休み時間にコーヒー・紅茶を自由に飲める情報ルームがあり、ちょっとしたお菓子や果物(こちらは格安だが有料オプション)を食べ、コーヒーを飲みながら他の参加者と談笑できるので毎日利用した。
コースの参加費用は€450と他と比べ高めだったが、この中に遠足の交通費・バウムクーヘン代や、先ほどの情報ルームの飲料代、ワッフルの材料費、ビールテイスティング参加費、スポーツセンター利用費など全て含まれているのでなかなかお得だった。
午後のWissenschaft Kommunikationのクラスでは、かなり高度なドイツ語がつかわれるので、もし追加のドイツ語クラス(A2レベル対象)でなく専門科目を学んでみたいなら、ある程度の語彙を身につけて行った方がよい。ちなみに経済学や法学、人文が人気だった。私は政治学のクラスに行ったが社会学としてまとめられており、教授も社会学専門だったうえ、受講者が3人しかいなくて閉講になったため、結局追加のドイツ語クラスを受けた。
外大でドイツ語を学ぶと、文法は強化されるがリスニングや会話は苦手という学生が多く、語彙も少ない。私もその一人だったため、初日の文法問題によるクラス分けテストの結果上から二番目B2のクラスに配属されたが、授業に全くついていけず、結局次の日から1つ下のB1/B2クラスに入った。形容詞の語末格変化などが完璧でなくても、このレベル帯の多くの学生は豊富な語彙を持っておりすらすらと話せるし、リスニングも難なく理解できていた。語学コースに向けて日本で語学力強化するならリスニングとすピーキングがいいと思う。
また、向こうで出来た友人とは学外では基本的に英語で会話した。ドイツ語しか話せない(とはいえ同じクラスなのでドイツ語力も同じ程度の)学生がグループにいる場合ドイツ語で通訳したり二言語使って会話したりと気を使うことになった。また、参加者にもう一人日本人がいたが「あの日本人いいやつだけど英語もドイツ語も喋れないんだぜ」とネタにされているのを聞いたので、それなりの英語での会話力またはC1程度のドイツ語力が必須かもしれない。
一か月あっという間でした。私は行き当たりばったりで行動したためあまりドイツ全体を旅行するなどできませんでしたが、せっかくなので土日でバス利用していろいろな都市を見てまわることをおすすめします。先生もコース担当者も学生チューターも、質問すれば何でも答えてくれるので積極的に活用していくといいと思います。「短期留学なんて大して効果ない」なんて考えず、思い切って飛び込んだほうがいいですよ!語学力向上だけじゃなく、今まで見えてこなかった、教科書には載ってないドイツや他の国の人の一面・問題点も見えてきます。
この体験報告書の内容は個人の経験に関する報告であり、必ずしも東京外国語大学の見解や意見を反映するものではありません。
特に予防接種、ビザ等の項目については、海外留学制度の手引き、大使館、厚生労働省等の情報を併せて確認するようにしてください。
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